マンダラとは約1500年前のインドで仏教の最終走者にあたる密教が生んだ仏教の真理を表すシンボルです。
日本やチベット、ネパールなどに伝承され、庶民の間にも普及しました。
マンダラは仏の眼から見た世界の構造を表しているといわれています。
私たちの目には無秩序に映る世界も、実は物心両面で完璧な秩序に満たされ、無意味なものは一つもなく、平和や喜び、英知に満ちているという心理を象徴しています。
魂の奥深く、心がバランスを取り戻そうとしているとき、人には「円」すなわちマンダラを描く衝動が現れます。
マンダラの塗り絵を塗る事は、マンダラを描く事と同じ効果を私たちにもたらすと考えられています。